
コンニチワ。今日は
BIG TIME川越 のご近所の つけ麺「頑者」さん のご紹介です。
とにかく美味いので、川越にお越しの際は是非食べてみて下さい。
ただ、平均で30分待ちは覚悟しておいて下さい。
本題はここから。以前お昼にこちらに伺った時の事、私の前に細めの男性と太めの男性が並んでいました。並んでいる時に店員さんが注文を聞きにくるのですが、まず細めの男性が
「つけ麺 特盛りで!」続いて太めの男性も
「つけ麺 特盛りお願いします。」???私は耳を疑いました。画像のメニューでも確認して頂きたいのですが、この店に
特盛り は存在しません。
更に付け加えるなら、大盛りでも凄い量が出てくるのに特盛り?後ろの太めの彼ならもしかしたらいけるのかもしれませんが……細めの彼は……無理でしょう?
食べきれなくなったら太めの彼に食べてもらうつもりなのでしょうか?……しかしこの二人、先程から全く会話をしていません。同じ裏メニューを注文していたのでてっきり友人かと思っていましたが違うのでしょうか?
そこへ店員さんが細めの彼に質問を…
「特盛りって普段はやってないんですけど…前に大盛りを注文されて、足りなくて特盛りにされたとか…ですか?…かなりの量になりますけど、大丈夫ですか?」
細めの彼が答えます。
「ええ、前にもここで特盛り食べましたから!!」
続いて店員さんが太めの彼にも質問しようとしました。
「あの~…」
太めの彼は黙って小さく、コクリと頷く。店員さんはそれ以上何も言わず、店の中へ。
どうやら二人は赤の他人の様です。しかしの太めの彼の堂々とした態度、これは大丈夫だろうとホッと胸を撫で下ろしました。いや、しかし!!逆に心配が!!細めの彼が食べきれなかったとしたら…?
総入れ替え制のこの店で、特盛りなんか頼んでおいて結局は食べきれず、時間が掛かって周りから冷たい目で見られてしまったら…?お腹が痛くなっちゃうかも?大丈夫?細めの彼、大丈夫なんですか?
暫くして店内の客の入れ替えが始まり、細太の二人と私を含め、12くらいの人が店内に入って行きます。店員さん達も二人に注目している様です。ピリピリとした緊張感が張り巡らされています。
「本当に食えるのかい?」 「残してもらっちゃぁこまるぜ?」
そんな心の声が聞こえてくる様です。暫くして、いよいよテーブルに初めて見る「特盛り」が!!!
す…すごい…山が見える。山が見えました。私には、はっきりと見えましたよ。大きな山が2つ。
しかし!!!太めの彼の山はみるみる内に小さくなっていきます。さすがは私の見込んだ漢。
細めの彼は………あ~ぁ~。あ~ぁ~。山、大きいまま、なかなか小さくなりません。
細めの彼を尻目に太めの彼はあっという間に特盛りを完食し、悠々と去っていきました。
私のどんぶりも底が見え始め、細めの彼の事が気がかりでしたが、時間も無かったので後ろ髪を引かれつつ店を後にしました。御馳走様でした。
* 頑者の裏メニュー? 「特盛り」 頼む際はご注意を…。
BY 230lbs