皆さんこんにちは!
気づけばもう10月中旬、今年も残すところ約2カ月近くなってきましたね。
まだまだ日中暑い日もありますが、
これから11月にかけては紅葉の季節がやってきます。
紅葉と言えば山、今回はそんな山を舞台に活躍していた
カッコいいヴィンテージアイテムをメンズフロアよりご紹介します。
①50’s Hunting Jacket/サイズ Mくらい/¥16,800+tax

1点目はこちら、ワークアイテムなどで有名なストア系ブランド
「SEARS ROEBUCK社」が展開していたスポーツブランド
「JC Higgins」ジェーシーヒギンズのハンティングジャケットのご紹介です。
古着好きならご存知かと思われるストア系ブランドのシアーズ社。1908年頃、
そんなシアーズに勤めていた人物『ジョン・ヒギンズ』という方が発端となり
スポーツラインのブランドとして展開が始まったブランド、
それが今回ご紹介させていただくJC Higginsになります。
当時スポーツブランドとしてJC Higginsでは、釣り、ボート遊び、
キャンプ用品、ゴルフ、自転車、銃など幅広い分野で展開しておりその中でも
銃を取り扱う狩猟や釣りなどには特に大きく展開していた様です。
アメリカではそんなJC Higginsの釣り具や銃などは
今でもコレクターアイテムとして有名だそうです。
こちらの特徴は、ダック地の様にがっしりし過ぎていない
厚手のコットンツイルの生地にフロントに5つのポケットを
備えたハンティングらしい無骨で魅力的なディテール。

襟元にはコーデュロイの切り替え。
だけかと思えば袖裏にもコーデュロイの切り替えが
使われており些細な部分までこだわりを感じられます。

ボタンは大きめの樹脂製のボタン。
こちらもお洒落でボタンにも☆JC Higginsの文字が刻まれているのが分かります。


ポケットはハンティングらしい実用的な作り。
胸ポケットが1つ、ハンドポケットが2つ、その下にフラップ付きのポケットが2つ。
フラップ付きのポケットの中には薬莢入れが備え付けられています。

バックにはゲームポケットも。
狩猟の際に得た小さな獲物などを入れるポケットになります。

タグは黒地に赤と銀で刺繍がされた刺繍タグ。
タグにレジスターマークR?の表記が無いことから
およそ50年代の物という判別がつきます。
全体的に多少汚れはありますが、状態は良い方だと思います。
サイズ感も38辺りで着丈も短くこれからの季節、
チェックシャツの上から羽織ったりなど最高ではないでしょうか。

②50’s Hunting Jacket/サイズ Lくらい/¥14,800+tax

2点目はこちら、同じくJC Higginsから少しディテールの
違ったハンティングジャケットです。
こちらの特徴は、少し長めの着丈にこれぞハンティングジャケットと
言わんばかりのガンパッドやポケットのディテール。
襟元、袖裏は1点目と同じくコーデュロイの切り替えとなっており
ボタンも同じく刻印入りの樹脂製ボタンが使用されています。

こちらは先ほどと違い右肩部分にはガンパッド(銃床パッド)が付いております。
狩猟の際に使用するライフル銃などを構えた時の衝撃を軽減するものでもあり、
ハンティングジャケットにはよく見るディテールのひとつです。



ポケットは胸ポケット1つに、フラップ付きのポケットが2つ、
そのフラップ付きポケットの上にハンドポケットが備えられており、
見た目としてもスッキリした印象を与えます。

タグは同じく黒地に赤と銀の刺繍がされた刺繍タグ。
こちらもレジスターマークが無いので50年代辺りとの判別がつきます。
今回ご紹介させて頂いたJC Higgins、
1961年にシアーズ社が新しく『Ted Williams』
テッドウィリアムズというブランドを導入したのと
同時期に引き継ぐ様な形を残しつつ消滅してしまったブランドなのです。

今回はタグのレジスターマークの有無などで50年代辺りの物との
判別がつく部分もありましたが、
こういった歴史からもJC Higginsのブランドの物は全て
1961年以前の物という事が分かります。
主に現存して見かける物は約40?50年代のものが多く、
今後は更に希少価値も上がっていくブランドではないでしょうか。
今回ご紹介させて頂いたヴィンテージアイテム
意外にもその他秋物アイテムも沢山入荷中です!
熊本市内に来られた際は、
是非BIG TIME 熊本店へ一度お立ち寄りください。
BIG TIME 熊本店にて心よりお待ちしております!!