皆さんこんにちは
いよいよ夏ももうすぐと言わんばかりの陽気で、昼間はだんだん暑くなって参りましたね。
アウターを着なくなる分Tシャツなどにもう少しコーディネートとしてなにか添えたい!アクセやベストなど様々なアイテムがありますが、そこで、1枚でかっこよくさらに品質にこだわりも持ち合わせた最高の一品を今回はご紹介したいと思います。
ORTEGA's Chimayo Vest./サイズ L程度/¥33,800+tax


オルテガと言えばご存知の方もいらっしゃるかと思います。チマヨベストをはじめこの特徴的な柄や羊毛を使用した高品質のチマヨウールから製作されるラグやジャケット、長い歴史もある中、現在も製法から継承されている伝統のアイテムです。
チマヨ織りには3大ブランドが存在し、今回紹介するORTEGA'Sと「CENTINELA」「TRUJILLO'S」の3つがあり、古くからチマヨ織り御三家と呼ばれています。
この三家は遠縁の親戚であり、元をたどるとスペイン系の開拓者達で、オルテガ家初代当主ガブリエル・オルテガもその開拓者達の1人でした。
17~18世紀初頭頃、現在のアメリカニューメキシコ州チマヨ村にやって来た彼等開拓者達はそこで自給自足の生活をしていました。優れた牧羊と紡績技術を持っており、衣類や毛布、敷物などを羊毛で作って暮らしていたといわれています。
チマヨアイテムの柄が、ネイティブ系の雰囲気を醸し出しているのは彼等開拓者が、元からチマヨ村に住んでいたインディアンやナバホ族達の影響を受けているからとされています。
1885年にチマヨ南西エスパニョーラ近郊に鉄道が敷かれ、アメリカ東部の人々がやって来るようになり、そこからチマヨ織りのアイテムがお土産として東部へと流れるようになって行きました。
1918年には五代目当主とその妻が雑貨店を開きチマヨ・ブランケットなどは瞬く間に全土へと需要が増えていきます。
さて、ご紹介するアイテムですが、こちらもチマヨ織りに見られる特徴的な柄を白というカラーが引き立たせている最高の一品です。
タグは伝統製法を継承しているがゆえ現在に至るまでデザインなどの変化というものも全く見受けられません。
そのことから、細かな年代判別は難しいですが、約1960年代前後辺りの物に多く見られる特徴としてサイズ表記のタグが赤の刺繍で施されているものが多く存在しています。
こちらも赤い刺繍のサイズ表記となっており、ボディのウールの質感なども踏まえると60年代前後辺りの可能性は高いかと思われます。

ボタンは「ORTEGA'S」製に多く見られるクルミボタンを使用しています。
夏でも冷える空調下では体温調節に使え、もちろん冬は防寒にも優れたアイテムです。
チマヨ織りらしいネイティブアメリカン・インディアンな刺繍もとてもインパクトがありオールシーズンのお洒落に雰囲気を与えてくれる一枚です。


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