皆様こんにちは!
今回メンズフロアからLevi'sデニムパンツをご紹介します。
Levi's501 / Size 34インチ / ¥79000+tax


501の誕生は1890年、実に120年以上の歴史があります。
Levi'sには501XX、ビッグE、66、赤耳などと呼ばれるモデル名に分かれていて
今回ご紹介する501は66前期のビックEになります。

1969年にLEVI'SからLevi'sに社名ロゴが変わり、タブがスモールeになっていきます。
在庫のある限りはビックEのタブも使っていたと思われ、
最終的に1971年頃まで使われているそうです。
66モデルの由来はバックポケットに付属しているフラッシャーの記載が登録更新された
1966年となっていることから言われています。
なので66モデルは1966年製のモデルではなく1970年代のモデルのようです。
66モデルの特徴は、紙パッチのロット番号の上にCARE INSTRUCTIONS INSIGARMENTの表記があることと、
ジーンズの内側に記載されている取り扱い説明タグまたはスレーキ部分にスタンプされたものがあり
収縮率が8%と記載されていたら66モデルとなっており前期と後期に分かれています。

ディテールの特徴はほぼ同じで、違いはバックポケット裏が前期はシングルステッチ、
後期はチェーンステッチであることです。

こちらの501には残念ながら紙パッチは破損してますがスタンプの取り扱い説明が
ついており薄っすらと8%の跡があります。
そしてバックポケットはシングルステッチとなっておりタブがビックEなので
69年から71年のビックEの66前期の物と思われます。
66前期までは天然インディゴで綺麗に縦落ちするのが特徴的となっており、
66後期からは天然インディゴは使われなくなり縦落ちでは無くなります。
希に66後期の物で66前期のデニムを使用している物もあるようです。

その他にも1967年からは隠しリベットから紺色のバーダックタイプ(カンヌキ)に変更され
66前期からは黒色のバーダックタイプも出てきて変わるようですが前期初めは
紺色と黒色が混雑しているようです。

501特有のセルビッチ(赤耳)もついています。このディテールは1986年までの製造です。

トップボタン裏にはアルファベットや番号が刻印されており工場番号と呼ばれています。
50~70年にアルファベットや1桁の番号が登場しており、60~80年には2桁の番号が登場します。
80年代からは3桁の番号だけになるようです。
66モデルには6の番号が多いですが必ずしも刻印が6という事ではないようです。
こちらは16番号の刻印です。
69年から71年と短い年代しか造られていないため
希少価値が高く目立ったダメージもなくまだまだ色落ちを楽しめる一本となっております。
その他春夏ものアイテムもぞくぞく入荷中です!
熊本市内に来られた際は是非、BIG TIME 熊本店に一度お立ち寄り下さい。
BIG TIME 熊本店にて心よりお待ちしております!!
熊本店 熊野
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