皆様こんにちは!
今回はメンズフロアからミリタリージャケットをご紹介したいと思います。
40's Military Jacket/Size Lぐらい / ¥25,800+tax
第二次世界大戦のUS ARMY M-43
ヘリンボーンツイルジャケットです。
M-43は、第二次世界大戦中の1943年から太平洋の島々で陸軍のアメリカ兵に着用されていて、
元々は1942年に配布されていたM-42ヘリンボーンツイルジャケットがM-43の始まりでした。
M-42との違いは、M-43の方が着丈が長く再度のアジャスターベルトが無くなった事とポケットが大きくなり角が四角という違いがあります。
M-43はヘリンボーンツイルが使われており、ヘリンボーンツイルという生地は見た目が魚のニシンの骨に似ていることから名付けられました。
日本では、杉綾織り(すぎあやおり)と言われています。さらに複雑な折り方がされて軽量ながら耐久性に優れている生地で、使い込んでいくと退色していくのですがその度に柄が強く浮かび上がり、抜群の雰囲気が出る魅力的な生地です。
ヘリンボーンツイルは、1941年から50年代中頃まで使われていて、第二次世界大戦の時代には対ガス兵器の防護服としてヘリンボーンツイルは作業服や戦闘服であると同時に対ガス防護服として位置づけされていたようです。

M-43ヘリンボーンツイルジャケットは大きな胸ポケットが2つついてるのが特徴的で、第二次世界大戦中は戦時中の物資統制が行われていた時代なのでポケットが2つしかありません。
こちらのボタンは、第二次世界大戦の1936年頃から1945年頃までしか使われていないかなり希少な月桂樹が入るスチール製のドーナツボタンが使われています。
他には、少し見えにくいですが、胸元辺りにステンシルが入っています。
軍物のなかで大変珍しいヴィンテーシで、目立つ汚れやダメージなどもなくとても綺麗な状態は、あまり見かけない一枚となっています。
40’s Military Jacket / Size 36 / ¥11,800+tax
第二次世界大戦のUS ARMY M-43 ヘリンボーンツイルジャケットです。
こちらもM-43ヘリンボーンツイルジャケットなのですが、始めにご紹介したM-43とは違うディティールや形がありますのでご紹介したいと思います。
こちらのM-43には内側の喉元にガスフラップが付いていて、名称(M-43 スペシャル)と言われているようです。
ガスフラップとは、アメリカ陸軍の歩兵部隊に支給されていて、歩兵部隊は最前線にいる為に有毒ガスを浸透させない完全防護服として肌を守るために
ガスフラップが付いていました。
実際には、第二次世界大戦での毒ガスを使用することはあまり無かったようで、当時の兵士が取ってしまって付いてない物が多いようです。
ボタンは13スターメタルボタンが使われていています。
40年代から50年代初頭まで多くの軍服に使用されていたので数が多かったのですが、年々見かけなくなってきてるボタンです。
13スターボタンの13個の星が1777年にアメリカ合衆国として独立した際のアメリカが勝ち得た州の13だった事に由来しています。
こちらも、2つの大きなポケットが付いていますが、折り目加工のポケットプリーツが施されていて始めのM-43とはまた違った特徴的なポケットになっています。
他には、両肩に陸軍の一等兵ワッペンが付いていて、首元の内側にはステンシルは入っています。
こちらのM-43も目立つ汚れやダメージなど見当たらずまだまだ着れる状態でとても良い雰囲気の一枚となっています。
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